自分の好きな色の覚え書き

「自分の好きな物、自分にとってテンションの上がるものって何だろう?」
という事に最近少し興味があり、自分の為にそれを書き出してみたいと思っています。

自己の把握や分析だけでなく、ゆくゆくはセルフケアなどにも「自分の好き」を生かしていけたら良いのですが…。

今回はとりあえず、服や雑貨や文房具を買う時に気にしがちな、
好きな色とモチーフに絞って書き出してみたいと思います。
※色だけでも長くなりそうだったので、モチーフについてはまたの機会にしようと思います

色の好みについて

私は正直、「ずば抜けて好みの色」と言うのがあまりなく、
鮮やかで彩度の高い色全般が好きです。
そのため、「この色すごく綺麗♪」とか言いながら雑貨を買いそろえて、
結果としてトータルコーディネートがボロボロになりがちです。

漫画家さんで言うと鳥山明先生(ドラクエのキャラデザが特に顕著)のような、原色と原色をぶつけてまとめるみたいなことを素人ができるわけがないので、本当は色を統一した方がすっきりまとまるんでしょうね。
(雑貨の話をしていたはずなのに絵で例えてしまう)

また、基本的にプラスチックや金属のようなツルっとしたテクスチャーが好きなので、
余計に「鮮やかな色が大好き!!」という感性が刺激されがちなのかもです。
(物のテクスチャーを愛せる人って、例えばアンティークな物など、色合いも落ち着いていて上品で複雑さのある物を好む傾向ある気がします)

・赤

基本的に「好きな色は?」という質問には赤色と答えることが多いです。
赤色はエネルギーの強い色であり、人間に行動力を与えてくれる色で、自分に足りないものを与えてくれる色だと思っているからです。
(勿論、単純な色合いとしても好きで、色を塗る時赤色を使っているとテンションが上がります)

また、赤色はカラーラインナップにあることが多いので、少しでも所持品に統一感を出したい…! と思うあまりこの赤色に頼っているところがあります。

以上の理由から、身の周りの持ち運ぶ物には、この赤色(特に一番上の赤色)を選ぶ傾向があります。

■鮮やかかつ、少しだけ落ち着いた赤
■真っ赤
■朱色(鳥居の色)

二番目は「red」としか言えない色なのですが、一番目は一言で何と表現する色なんでしょうかね。「カーディナルレッド」でしょうか。
ボルドーとかワインとか程くすんではいないけど、真っ赤よりはワントーン暗い。


・青緑(青みの緑、緑みの青)全般

緑色全般が好きなのですが、特に青と緑の混ざった色が大体なんでも好きです。
こちらは赤色よりもダークトーンの色まで好き。
赤色との相性もよく、服には緑系の色を選びがちです。

■ターコイズ
■エメラルド
■ビリジアン

でも■ミント系カラーは好みからちょっと外れてしまう…。
お前の好みわかんねぇよと言われるけど、私もそう思う。

・緑色

緑色も大体何でも好きです。
私の性格との親和性が高いのか、人からの私の色のイメージ=緑になりがちな気がします。

■ライムグリーン
■黄緑
■鮮やかな緑
■深緑

私の中ではそもそも青系の緑と黄色系の緑で分類がされている気がしますね。
緑色は落ち着きと安らぎを与えてくれる色なので、(特にライムグリーンが)日用品や布系の生活雑貨のラインナップに入りがちで、私も部屋にはその手の色のグッズが増えがちになります。


・青色

この辺から、これって好きな色かな…? という自問自答の雰囲気になってきます。
青色系の小物を選ぶ時はややダークトーンの青が落ち着いていて好きです。革製品のテクスチャや他の色にも合う。

■紺色(ネイビー?)
■青系の鮮やかなグラデーション
明るめの青水色
■真っ青

イラストなどの青色は、「冷たい」「寒々とした」「シャープな」青が好きです。
イラストレーターさんだと藤ちょこさんの使う青色なんかがとても私好みです。
(藤ちょこさんがイラストを担当されたVtuberさんのリゼ・ヘルエスタさんの立ち絵を見ると、まさにそういう「冷たい」色遣いがされています)

ただ、これは発光する画面で見るイラストだからと言う点が大きい気がして、文房具や身の回りの品の青色から「目の覚める鋭い冷たさ」を感じることはない気がするし、そういう色合いが似つかわしくない、と感じるのですよね…。

逆に明るいトーンの落ち着いた・くすんだ水色は、人間に落ち着きをもたらしてくれます。
私は普段あまりそういう色合いは「眠たい色」と感じてしまって好まないのですが、見事にベッド周りの用品だけ水色だらけで分かりやすい部屋になってます…。

・紫色

■上品めな紫
■マゼンタ

個人的に絵を描く時に紫色が一番難しい…。すぐくすんでしまうし違う色になるし…。
最近、紫色を守備範囲に入れたくて四苦八苦しています。
ピンクと赤紫の中間のマゼンタが一番「強い」雰囲気があって好みです。

紫は肌がくすんで見えると聞くので、服とかに選ぶのに躊躇する所があります。
前に出る色でも後ろに下がる色でもない中間色で、和の雰囲気もあり上品な色だと思うのですが、多用すると下品になる(性的なニュアンスがある色)とも聞き、やっぱり難しい。
あと文房具のカラーラインナップとかにもあまり見かけない気がします。(不吉な色としてる国もあるらしい)

・黄色、オレンジ

この辺は、「この色は全体的に好きじゃないな」の中の「この辺の色味であれば好き」という感覚になってきます。

■レモンイエロー
■ネオンイエロー(蛍光色)
■みかん色

色塗りする時、黄色、オレンジは、ちょっとでも色合いをずらすと他の色になってしまったりくすんでしまって見栄えがしなくなる感じがあるので、非常に扱いが難しく感じます。(特にオレンジ)
私はくすんだ色があまり好きではないのですが、黄色やオレンジ自体は非常にパワーのある色で、「くすんだパワーのある色」を見て余計にげんなりしたり、パワーの強さにくらくらしてしまったりします。
■芥子色(マスタード色)とかもお洒落な色合いですが、私はちょっと苦手意識があります。

黄色もオレンジも人生の楽しさや楽観的さを象徴する色なので、自分はその辺の感情を持つことに苦手意識が強いんだろうな~と思います。
黄色もオレンジも、柑橘系のフルーツのような透明感や瑞々しさを伴ったテクスチャだと好みさに傾くのですが、凹凸のないベタ塗りになると印象が強くなり苦手意識が強まります。


・他


茶色はどの色味が良いのか…? とそもそも考えたことがない気がします…。
(一応、甘い感じの明るい茶色などは好きです)
茶色が嫌いなわけではないですが、好きなわけでもなく、万能すぎる…。

ピンク色も下手な事しない限りは綺麗な色合いであることが普通であり、嫌いではありません。
特に透明感とかパール感とか紙などの何がしかのテクスチャと合わせて貰えると良い感じ。
ただ、ダサピンク概念の結果として生まれたであろう■限りなくマゼンタに近いピンクに対して若干の苦手意識があります。パッションピンク?
これはピンクの中でも例外的に「強い」色なので、ピンクに一般的に期待される可愛らしさや柔らかさや透明感に応えられる色合いではなくな~~~い??? と思うわけです。
(紫のつもりで出された場合や、黒や大きめのドット柄と組み合わせた小悪魔な雰囲気のあるデザインなら合っていると思うので不思議)
100均などの安めのプラスチック製品はかなりの率でこの色をしているので怪訝な顔になります。余ってるのかな、この色のプラスチック…。

全然関係ないですけど、赤い色のザクで有名なシャアのザクが赤じゃなくてちょっとピンクなのはサンライズでピンクの絵の具が余ってたからと言う話を連想しています。今。


・無彩色

色々言ってきましたが、所持品や部屋のインテリアを纏めようと思ったら無彩色で纏めるのが一番無難なんですよね。身もふたもない。

□白

白と黒では白が好きです。白には汚れやすいという欠点はありますが、黒は多用すると重たくなるからです。
パール系の白色、光沢のある白色、壁一面の白色、ついでに写真で見る雪景色、好き。

グレーはあまりメインでは使おうと思いませんが、合わせやすくて困ったら頼ってしまいます。白にも黒にもカラフルな色にもどれにも合うので。
最近灰色のマフラーを新しく買って満足しています。

イラストにおいても、ばかりを好む人間が彩度の高い色だけで画面を構成できるはずもないので、無彩色に頼る事になります。
絵の具で絵を描く時、白や黒の絵の具を使うな、というよく言われる教訓がありますが、要するに「白や黒を混ぜると色が濁ってしまう」から使うなと言う話で、純粋な黒、純粋な白を画面に作る分には問題がないのでは!? と思ってしまう方です、私は。

現実には、純粋な黒も純粋な白も自然界にはあり得ず、自然なイラストを描きたい人ほど画面からこの二色は排除する必要があるのだと思います。
また、デザイン系のイラストを描く場合(もしくはデザインの仕事をする場合)でも「純粋な白、黒」はあまり使わない方が良いそうです。


無彩色をクッションにして、鮮やかさが同程度の二色を組み合わせる(例えばトリコロールカラー)とか、白黒グレーに鮮やかな色をメインカラーとして配色する、というのが私の好みの配色パターンです。(文房具などでも、イラストでも)

イラストで描く場合、軽やかなデザイン的な配色などは全然できないので、この辺も勉強していきたいところがあります…。


今回の備忘録は以上になります!

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